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ホームページを構築する上で、重要なポイントのひとつに「わかりやすいナビゲーション」があげられます。初めて訪れたホームページで、メニューをクリックしたときにいったいどこにいるのかわからなくなってしまったという経験は皆さんお持ちだと思います。

とくにナビゲーションボタンの位置が変わってしまうと、一瞬「???」となってしまうことはありませんか?これはホームページが一般に利用されるようになった7〜8年前から、現在にいたるまで多くのホームページで今も起こっています。
最近になってようやく「ユーザビリティー」の大切さという意識がつくる側にも理解され始め、ちょっとした心遣いによって、格段にわかりやすいホームページになるということが認識され始めています。「そんなことも判らないで作っているのか!」と思われるかもしれませんが、実際に色々なホームページをみていると、大多数のホームページが使いづらくてイヤになってしまいます。
これはもともとホームページをつくり始めた人たちが、グラフィックデザイナー出身者に多く、一昔前はいかに斬新なデザインにするか、ということに注力していたことが大きな原因ではないかと思います。「情報デザイン」である前に、「グラフィックデザイン」として優秀かどうかに精力が注がれていたためではないでしょうか。

パンフレットやカタログであれば、一瞬の“インパクト”というのは非常に大切ですが、ことホームページとなると“わかりやすさ”がとても重要な要素であることがわかってきました。 とくに企業のホームページでは、この数年の間に「おっ!おもしろい。なんだこの斬新な動きは!かっこいいなあ〜」という印象から、「ん〜?まてよ。このホームページは何を言いたいんだ?どこをみればわかるの?このページはいったいどこ?」という心理の変化が起こり、それがユーザーのなかに積年の思いとなって、「読みづらい・わかりづらい」というだけで、もうそのホームページは見たくないという“心情”が起きはじめています。
ホームページ失敗例の積み重ねによって、「ユーザーストレス」が広く一般にも認識されるようになり、ホームページによる情報提供のカタチが、新しいステージに向かい始めた“喜ばしい事態”と捉えることもできます。

一昔前は、一瞬のインパクトだけでよかった企業インフォメーションが、そのあとの成約率も考えたつくりにしなければならないからです。それを成功させるためには、本当に良く考えなければならず、失敗も経験しなければなりません。なんと言っても、すべて数字化されてしまうというところがインターネットのスゴイところであり、怖いところです。すべて「ガラス張り」の世界なのです。小手先のマジックではうまくいかなくなってきました。本物以外は伝わりづらくなってきたということが言えそうです。
ひところは「検索エンジン対策」ということで、まずはトップページのテキスト情報を多くするということが流行ったときもありました。実際に「検索エンジン対策」ということで多少なりとも効果があるのは確かですが、反面、トップページが煩雑になり、わかりづらくなります。「ユーザビリティー的」に問題視されるようになり、最近では検索されるキーワードに対応したそれぞれのページを充実させていくという方向の流れもできつつあります。
表題にあります「わかりやすいナビゲーション」ということで、かねてから議論がありますナビゲーションの位置関係について若干考察をします。
基本的にホームページ内での誘導を目的とする商用ホームページの場合、項目一覧が見やすく、情報を探しやすい、またウインドウサイズが変わっても左メニューが切れないなどの理由から左ナビゲーションが多くなっています。
その反対に右ナビゲーションのメリットとして、肝心のコンテンツを読みやすい左に配置することができるということがあげられます。これらの位置関係について、誰もが納得する普遍の真理を見つけた人は未だいません。これからもその議論に決着をつけることは非常に難しいと思います。

経験上ハッキリと言えることは、ページ遷移したときにメニュー位置がそのページごとに異なるレイアウトはまず間違いなく使いづらいということです。左か、右か、上かということではなく、ある程度ナビゲーションの場所は固定させたほうが、ユーザビリティー的には正解だと考えています。最初の固定位置はホームページの内容や表現スタイルによって変わりますし、正解はないと思います。
左か、右か、上かのナビゲーション位置は別として、各ページにしっかりと固定化されたグローバルナビゲーションの配置と、グローバルナビゲーションを補則するサブナビゲーションを的確に使った、わかりやすい遷移誘導の設計をすることが大切です。
併せて「パンくずリスト」と呼ばれる、ディレクトリを示すための階層情報(例えば・・・ホーム>診療メニュー>つめもの・かぶせもの)を、コンテンツの上部などに表示して、ユーザーが迷わないように配慮していく工夫を忘れてはいけません。
使う人の立場にたった情報設計を常に心がけ、少しでもユーザビリティー(使い勝手)を向上させていくことが、ホームページを活用したビジネスでの成功を握る大切な鍵になります。
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